雑学

【ヨーロッパで大ブーム】中国の恋物語「ウィローパターン」って?

ウェッジウッド「チャイニーズレジェンド(ウィローパターン)」カップ&ソーサー

「ウィローパターン」って、どんなデザイン?

ニッコー(NIKKO)山水(ウィローパターン)ブルーウィロー

「ウィローパターン」は、中国のとある富豪の娘と使用人の悲劇の恋物語を元に描かれたデザイン。

「ウィロー(Willow)」とはの事であり、ウィローパターンは19世紀のヨーロッパ(特に1780年代のイギリス)で人気を博し、当時スポードやミントン、ウェッジウッドなど様々な蔵元がこのパターンを使用しました。

ニッコー(NIKKO)山水(ウィローパターン)ブルーウィロー

柳、2羽の鳥、楼閣、小舟、橋の上の3人の姿が描かれているのが特徴です。

ニッコー(NIKKO)山水(ウィローパターン)ブルーウィロー

「ウィローパターン」って、どんなお話なの?

ウェッジウッド「チャイニーズレジェンド(ウィローパターン)」カップ&ソーサー

階級を超えて恋に落ちた富豪の娘クーン・セと使用人チャンの2人の仲をよく思わない父親は、2人の仲を裂くため結婚の話を密かに進めました。

その父親が用意した婚約者との結納の席で、クーン・セとチャンは駆け落ちを決心します。

2人は、幾度にも渡る父親の追っ手をかいくぐってきましたが、最後には追っ手に捕まり、とうとう2人は命を絶ってしまいます。

器に描かれている2羽の鳥は、2つの若い魂が永遠の愛に結ばれて空を飛んでいる象徴的な情景を表しています。

色々な窯元の「ウィローパターン」をご紹介

①ニッコー「山水」

ニッコー(NIKKO)山水(ウィローパターン)ブルーウィロー

「山水」は1915年にニッコーから発売された、中国の恋物語「ウィローパターン」を描いた硬質陶器製の作品。
ビートルズが1966年に来日し武道館でコンサートを行った際に楽屋でメンバーが使用した事でも有名で、現在はファインボーンチャイナ製の「SANSUI」というシリーズが発売されています。

②ウェッジウッド「チャイニーズレジェンド」

ウェッジウッド「チャイニーズレジェンド(ウィローパターン)」カップ&ソーサー

「チャイニーズレジェンド(CHINESE LEGEND)」は、伝統的なウィローパターンをウェッジウッドが洗練されたデザインに生まれ変わらせた作品。

③ブース社(ロイヤルドルトン)「リアルオールドウィロー」

ブース社(ロイヤルドルトン)「リアルオールドウィロー」カップ&ソーサー

多くの英国食器ブランドでウィローのパターンが存在しますが、ブース社の「リアルオールドウィロー」は縁のデザイン、柄が印象的で多くのコレクターを魅了しています。

④クラウンスタッフォードシャー「Willow(ウィロー)」

クラウンスタッフォードシャー「Willow(ウィロー)カップ&ソーサー

「CROWN STAFFORDSHIRE(クラウンスタッフォードシャー)」は、1973年にウェッジウッドの傘下に入ったイギリスの陶磁器ブランド。
「ウィロー(Willow)」はハンドペイントのエナメルワークで、ウィローパターンが美しく描かれた作品です。

⑤バーレイ「ブラックウィロー(Black Willow)」

バーレイ「ブラックウィロー(Black Willow)」

Burgess&Leigh社(略してBurleigh/バーレイ社)は1851年にFrederick Burgess,William Leighによって設立され、ストーク・オン・トレントの地で数々の製品を生み出してきた英国のブランドです。

バーレイ「ブラックウィロー(Black Willow)」


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