雑学マイセン(Meissen)フッチェンロイター(Hutschenreuther)その他ブランド

【基礎知識】「世界三大ブルーオニオン」って?

世界三大ブルーオニオン(マイセン、フッチェンロイター、カールスバード)

「ブルーオニオン」は1739年にマイセンが中国のザクロ文様を元にデザインした模様であり、当時ザクロ(柘榴)に馴染みのなかったドイツ人が「玉ねぎ」と間違えたために、そう呼ばれるようになったと言われています。

「ブルーオニオン」ってどんな模様?

カールスバード「ブルーオニオン」プレート

「ブルーオニオン」は、1739年にマイセンのクレッチマーが中国写しの染付の技法を生かして完成させたデザイン。

中国のザクロ文様を元にデザインされたものですが、当時ザクロ(柘榴)に馴染みのなかったドイツ人が「玉ねぎ」と間違えたために、そう呼ばれるようになったと言われています。

カールスバード「ブルーオニオン」プレート

初期の頃には忠実にザクロを真似ていたものの、いつの間にか馴染みの深い玉ねぎに姿を変え、桃のような果物、そして竹や芍薬といった中国伝来のおめでたい象徴がバランス良く配置されることとなりました。

※柘榴=不老長寿、桃=子孫繁栄、芍薬=富、竹=成長というように、東洋哲学に基づいた縁起の良い意味が込められていると言います。

「世界三大ブルーオニオン」って?

世界三大ブルーオニオン(マイセン、フッチェンロイター、カールスバード)

世界中で50社近くが制作しているブルーオニオンパターンの中でも、ドイツのマイセン(MEISSEN)フッチェンロイター(HUTSCHENREUTHER)チェコのカールスバード(Carlsbad)の3つが「世界三大ブルーオニオン」と呼ばれています。

※画像は左のカップが「カールスバード」、真ん中のカップが「マイセン」、右のカップが「フッチェンロイター」のブルーオニオン(奥のプレートは「カールスバード」のブルーオニオン)

「マイセン」ブルーオニオン

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

マイセン(Meissen)はザクセン公国アウグスト強王の命により、1710年にドイツのマイセン地方で誕生した磁器メーカー。

300年以上前にヨーロッパで初めて硬質磁器を生み出した、名実ともに世界の西洋磁器の頂点に君臨する名窯です。

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

「ブルーオニオン」は、1739年にマイセンのクレッチマーが中国写しの染付の技法を生かして完成させたデザインです。

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

↑絵柄の中(植物の根元)に、マイセンの剣マークが隠れて描かれています。

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

「フッチェンロイター」ブルーオニオン

フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

「フッチェンロイター(HUTSCHENREUTHER)」は、ドイツ・バイエルンにあるライオンマークのシンボルで有名な陶磁器メーカー。

1814年に創業者のカルル・マグヌス・フッチェンロイターが、バイエルン地方ホーエンブルグに絵付け工房を設立したのが始まりです。

フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

フッチェンロイターのブルーオニオンは1926年に、同じドイツのマイセン窯から正式に受け継がれた伝統のパターンです。

フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー
フッチェンロイター「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

「カールスバード」ブルーオニオン

カールスバード「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

カールスバードは、チェコのボヘミア地方カルロヴィ・ヴァリ地方から生まれた磁器ブランド。

この地域は良質な磁土を持っており、多くの会社が合併、買収、倒産を繰り返していました。

その中でもドゥビー社が会社設立から21年後の1885年に、ボヘミア地方で初めてカールス・バード・ブルーオニオンを製造。

カールスバード「ブルーオニオン」プレート
カールスバード「ブルーオニオン」プレート

その後、多くの会社がブルーオニオンシリーズを製造しましたが、ドゥビー社のブルーオニオンはボヘミア最古として世界3大ブルーオニオンの一つに数えられ、多くの名声を築くこととなります。

カールスバード「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

カールスバードブルーオニオンは、世界三大ブルーオニオンの中で最もお手頃で日常使いとしても楽しめることで人気があり、マイセンのものよりも丸みを帯びたフォルムが特徴。

カールスバード「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

バックスタンプには、同社創業者(Dubi氏)のイニシャル「D」のマークが入っています。


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