雑学

【基礎知識】日本三大陶磁器って?

陶器(ろくろ)

日本三大陶磁器とは?

俗に言う「日本三大陶磁器(日本三大焼き物)」と呼ばれる陶磁器は、「美濃焼」、「瀬戸焼」、「有田焼(伊万里焼)」であると言われています。

美濃焼

美濃焼(みのやき)は、岐阜県の東濃(とうのう)地方で制作されている陶磁器の総称

須恵器」と呼ばれる土器から発展し、バリエーション豊かな造形や色彩が特徴で、中でも桃山時代に作られた「黄瀬戸」「瀬戸黒」「志野」「織部」と呼ばれる焼き物が基礎となっています。

国内おける焼き物のシェア率は50%以上と、日本一を誇ります。

瀬戸焼

瀬戸焼(せとやき)は、愛知県瀬戸市とその周辺で生産される陶磁器の総称

日本六古窯(※)の一つであり、「釉薬」を用いて陶器を完成させた日本最古の焼き物です。

※日本六古窯:「瀬戸焼」、「常滑焼」、「信楽焼」、「丹波焼」、「備前焼」、「越後焼」

加藤四郎左衛門景正が瀬戸で開窯した事が始まりとされ、白く美しい素地と、様々な釉薬を用いて色とりどりの絵柄や線が付けられている事が特徴。

有田焼(伊万里焼)

有田焼(ありたやき)は、日本の磁器発祥の地である佐賀県の有田町で作られる400年もの歴史を持つ焼き物であり、美しい染付と色磁器が特徴

当時の佐賀藩が有田焼の優れた技法を外部に漏れる事を恐れ、海外への販売市場を佐賀県の伊万里に限定した事から「伊万里焼(いまりやき)」とも呼ばれます。

なお、その中でも江戸時代に焼成された歴史的、骨董的価値のある作品を「古伊万里(こいまり)」と呼びます。

「古伊万里様式」は濃い染付(そめつけ)の藍色の素地に金や赤色の上絵の具で豪華に装飾した作品や、色絵の上に金泥や金粉で豪華絢爛な模様をあしらった作品(金襴手)が特徴です。

有田焼の三様式

400年もの歴史を持つ有田焼は、一般的に「柿右衛門様式」「古伊万里様式」「鍋島様式」の三様式に分けられます。

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