ブランド紹介マイセン(Meissen)

【ブランド紹介】マイセンってどんなブランド?

マイセン「ピンクローズ」

「マイセン」の歴史は?

マイセン「ピンクローズ」

「マイセン(Meissen)」はザクセン公国アウグスト強王の命により、1710年にドイツのマイセン地方で誕生した磁器メーカー。

300年以上前にヨーロッパで初めて硬質磁器を生み出した、名実ともに世界の西洋磁器の頂点に君臨する名窯です。

17世紀のヨーロッパでは中国の磁器や日本の伊万里などが盛んにもてはやされており、王族貴族たちは躍起になって製法を見つけようとしていました。

その中でもドイツのアウグスト強王は東洋磁器の屈指の蒐集家として有名であり、自らの兵士600人とプロイセン王の所有する中国の壺151個を交換したという逸話も残っているほどです。

強王は蒐集した東洋磁器で城館を飾っただけでは飽き足らず、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを監禁して磁器製造の秘法を研究させました。

艱難辛苦の末、ベドガーは1708年にようやく磁器に近いものを作り上げ、1709年に白磁製法を解明、1710年ついにヨーロッパ初の硬質磁器窯「マイセン」が誕生したのです。

「双剣マーク」って?

マイセンの「双剣マーク」

▲マイセンの「双剣マーク(一級品)」

マイセンのシンボルである「双剣マーク(マイセンマーク)」は、二本の剣が交わるアウグスト強王の紋章から取り入れられた高貴なモチーフです。

年代によって形が異なるものの、マークは全て手描き(ハンドペイント)で入れられており、プリントのものは存在しません。

マイセンの「双剣マーク(二級品、スクラッチ)」

▲スクラッチ(横線)の入ったマイセンの「双剣マーク(二級品)」

マイセンには等級があり、バックスタンプの双剣マーク(マイセンマーク)に1本又は2本の横線(スクラッチ)が入っているものがニ級品何も線が入っていないものが一級品となります。

※ただし、1990年代に入ってからは双剣マークから少し離れた所にスクラッチが入るようになったようです(年代により場所が異なる)

定義として、金彩の厚みが足りないものや絵付けにムラがあるもの、試作品や小さな傷があるものが二級品として扱われるそうです。

ただし、品質の違いは素人目には分からない程のものである事が多く、多少お安く購入できる二級品を購入される方もいれば、一級品に拘って集める方もいらっしゃるようです。

※なお、3本又は4本のスクラッチが入っているものは製品に値しない除外品となります。

マイセンのお勧めシリーズは?

①人形(フィギュア)

マイセンの人形(フィギュア)は、全てが職人の手作業により制作された芸術品です。

②剣マーク(マイセンマーク)

300年余りの歴史を象徴する高貴な「剣マーク」をモチーフにした人気シリーズです。

③フラワーシリーズ(バラ)

マイセン「ピンクローズ」

マイセンの「フラワーシリーズ」は色彩や描き方など一つとっても様々なバリエーションが存在し、その中でも、薔薇(ローズ)は特に人気が高い模様となっています。

④ブルーオニオン

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー

「ブルーオニオン」は、1739年にマイセンのクレッチマーが中国写しの染付の技法を生かして完成させたデザイン。

マイセン「ブルーオニオン」カップ&ソーサー


中国のザクロ(柘榴)文様が元となっていますが、当時ザクロに馴染みのなかったヨーロッパ人が「玉ねぎ」と間違えたためにそう呼ばれるようになったと言われています。

⑤ロイヤルブロッサム

「ロイヤルブロッサム」は、花のレリーフ装飾が美しいシリーズ。
レリーフの源は1739年に白いガマズミの花をモチーフに作られた「スノーボール装飾」で、これはマイセン創設者の息子アウグスト3世が王妃マリア・ヨゼファへ「枯れない花を贈りたい」との願いから生まれた歴史あるデザインです。

⑥波の戯れ

マイセン「青い花」カップ&ソーサー

「波の戯れ」は、さざ波のようなレリーフがモダンなフォームに映えた「用の美」を感じさせるシリーズです(上記画像は、「青い花」シリーズの波の戯れフォルム)

⑦ブルーオーキッド

マイセン「ブルーオーキッド」カップ&ソーサー

「ブルーオーキッド」は1977年に発表された、蘭の花をコバルトブルーで流麗に描いた有名シリーズ。

マイセン「ブルーオーキッド」カップ&ソーサー


藍色の染付で濃淡を表現し、蘭の花や枝がまるで絵画のように大胆に描かれています。

⑧スワンサーヴィス

マイセン「スワンサーヴィス(多彩色)」(スワンサービス)

「スワンサーヴィス」は、18世紀ヨーロッパ陶器芸術の頂点とも言われるシリーズ。
ウェッジウッドの「フロッグサービス」、ロイヤルコペンハーゲンの「フローラダニカ」、マイセンの「スワンサービス」の3つは「世界三大ディナーセット」と呼ばれています。

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